研究課題
基盤研究(B)
慣性核融合実験で発生する核融合中性子が高密度燃料内で弾性散乱を受けて、エネルギー減速した散乱中性子を計測する事が目的であった。散乱中性子の計測は非常に困難であり、以下のような条件をクリアしなければ成らなかった。散乱中性子は数が少ないために計測器には高感度が必要、散乱中性子はエネルギーが低いために低エネルギー中性子に高感度が必要、散乱中性子はそれにくらべて1000倍程度多い一次中性子のピークの直後に到来する為、強い一次中性子ピークと散乱中性子を分離できるだけの分解能が必要であった。3年の研究の結果、すべての要求を満たす装置が完成し、散乱中性子の検出に成功した。今後は核融合研究に用いられる。
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