研究課題
基盤研究(B)
睡眠不足のような気温上昇による健康影響を緩和するには冷房のようにエネルギーが必要になる。そこで、健康影響とエネルギー消費をバランスさせる対策の方向性を検討した。医学的知見の整備、疲労・睡眠に関する実態調査を実施し、高温化に伴う健康影響と運動習慣、空調等の関係を解析した。その結果、睡眠困難の改善対策は単純ではなく、冷房運転方法、その人の健康状態、睡眠と疲労の関係などを総合的に考慮する必要があることを明らかにした。また震災に伴う節電対応と都市気温の関係を推定した。その結果、停電時の室温上昇が復電時の冷房需要増大を招くため、輪番停電による最大電力削減は見込めないことを明らかにした。
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The International Journal of Life Cycle Assessment
巻: Vol.18(5) ページ: 1089-1097
10.1007/s11367-013-0551-y
http://www.aist-riss.jp/main/modules/product/setsuden/201107/main.html