研究課題
基盤研究(B)
暗所作動型プロトクロロフィリド(Pchlide)還元酵素(DPOR)は、PchlideのC17=C18二重結合を還元しクロロフィルaの直接の前駆体クロロフィリドを生成する。本反応機構を明らかにするため、プロトン移動を遮断することで反応中間体をトラップし、吸収スペクトルと電子スピン共鳴によって検出することを試みた。その結果、DPORは、電子移動によるPchlideアニオンラジカルの形成と第2の電子移動によるPchlideラジカルの解消によって進行することが判った。DPORはニトロゲナーゼと共通の構造をもちながらニトロゲナーゼとは異なりラジカル形成反応を介して反応を進行させていることがわかった。
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