研究課題
基盤研究(B)
リン欠乏などの貧栄養によりストリゴラクトンの生産量は増大する。ストリゴラクトンはそのような貧栄養条件で誘導されるシロイヌナズナのロゼット葉の老化誘導に関わることが示された。すなわち、ストリゴラクトン欠損変異体の老化は野生型と比較して遅延し、この表現型はストリゴラクトンアナログの投与により相補された。一方、若い葉においては、ストリゴラクトン処理により緑化の促進(クロロフィル含量の増大)が認められた。以上の結果から、ストリゴラクトンは、古い葉の老化を促進するとともに若い葉の緑化を促すことが示された。
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