今後の研究の推進方策 |
膜貫通領域を含む試料の大量精製が可能になったので、結晶化を進める。 Mlp24は、Ser, Arg, Asn, Proと性質の異なるアミノ酸を認識する。また、Mlp37も同様に性質の異なるアミノ酸の一群を認識する。そこで、これらを結合した状態の受容体部の構造解析を進め、性質の異なる分子を認識する機構の解明を進める。既に、いくつかの結晶の作製に成功しており、これらのデータ収集と構造解析を進める。また、Mlp24は溶液中で会合解離の平衡状態にある。リガンド結合による平衡状態の変化を調べる。
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