研究課題
基盤研究(B)
分泌性シグナルタンパク質は様々な生命現象に重要な役割をはたすが、それらが空間的にどのように分布し、その分布がどのように制御されるか、という問題は実験方法の制約もありほとんど理解が進んでいない。それに対して本研究では、組織免疫染色方法を改良して生理的条件でのWnt-3aタンパク質の空間分布をマウス胚脊髄神経管をモデルに解析するとともに、アフリカツメガエル初期胚においてWntタンパク質の空間分布を制御する因子を同定し、発生過程における作用を明らかにした。さらに、生化学的解析によりWntタンパク質に性状の異なるさまざまなフォームが存在し、細胞極性や細胞種によりそれらの分泌が異なることを明らかにした。
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