研究課題
基盤研究(B)
本研究では、古細菌祖先生物と真正細菌祖先生物が持っていたと推定されるヌクレオシド二リン酸キナーゼ(NDK)の遺伝子を復元し、祖先タンパク質の耐熱性を調べた。その結果、祖先型NDKは110℃近くまで安定であることが分かり、古細菌祖先生物と真正細菌祖先生物は80~100℃で生息していたと推定された。全生物の共通祖先コモノートも耐熱性NDKを持ち、75℃以上の高温環境に生息していたことが推定された。さらに、祖先型NDKを構成するアミノ酸の種類を減らしたNDKを作成したところ、20種のアミノ酸のうち、減らしても耐熱性や活性を維持できるアミノ酸を同定した。
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