研究課題
基盤研究(B)
わい性台木MKR1が、カキ樹をわい化させるだけでなく、花芽分化促進、多着花、果実高生産性、2 次伸長枝発生抑制、生理的落果防止など栽培に有益な形質を穂木品種に与えることを明らかにした。また、わい性台木は花成関連遺伝子の発現をコントロールし、7月下旬までに花原基数の急速な増加をたらすことを明らかにした。わい性台木のこれらの影響は、わい性台木と穂木間の接ぎ木部ではなく、わい性台木の根によるものであることを明らかにした。一方、植物ホルモンであるジベレリンとオーキシンは、これらの現象には、直接、関与していないようであった。
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