研究課題
基盤研究(B)
(1) 麹菌の持つ2つの分泌型PLA2のうちsPlaBが予想外にもPLA1活性を持つことを明らかにした。(2) 細胞質型PLA2様タンパク質であるAoPlaAがホスファチジルエタノールアミンを特異的に分解すること、予想活性中心残基のアラニン置換体では活性が失われることを明らかにした。(3) PC12細胞において神経栄養因子NGFによるMAPKのリン酸化(活性化)がリゾホスファチジルコリンの添加で亢進すること、またグループX PLA2でも同様の作用が認められることを見出した。その原因がNGF受容体TrkAの活性化亢進によるものであること、TrkAの細胞外ドメインが関与することなどを明らかにした。
すべて 2014 2013 2012 2011
すべて 雑誌論文 (6件) 学会発表 (10件)
Biotechnol. Biochem
巻: 77 ページ: 2510-2513
https://www.jstage.jst.go.jp/article/bbb/77/12/77_130622/_article
FEBS Open Bio
巻: 3 ページ: 243-251
10.1016/j.fob.2013.05.003
Fungal Genet. Biol
巻: 56 ページ: 125-134
10.1016/j.fgb.2013.03.007
Appl. Microbiol. Biotechnol
巻: 92 ページ: 1197-1206
10.1007/s00253-011-3487-9
FEMS Microbiol. Lett
巻: 320 ページ: 63-71
10.1111/j.1574-6968.2011.02288.x
Biochem. Biophys. Res. Commun
巻: 406 ページ: 464-470
10.1016/j.bbrc.2011.02.075