研究課題/領域番号 |
23380147
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
大下 誠一 東京大学, 農学生命科学研究科, 教授 (00115693)
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研究分担者 |
牧野 義雄 東京大学, 農学生命科学研究科, 准教授 (70376565)
叶 旭君 弘前大学, 農学生命科学部, 准教授 (10708168)
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2014-03-31
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キーワード | 光センシング / 清浄度評価 / 一般性菌数 / ATP / 豚肉 / 部分最少二乗回帰 |
研究概要 |
非破壊で即時的な検査方法である紫外可視分光法により求められる吸光度二次微分値から一般生菌数とATP量を推定するモデルを作成する上で、ATP、ミオグロビン誘導体の吸収ピークが298nm、578nmにあることが示された。 これに基づき、試作した分光器で積分球の照射面積を大きくした場合の分光情報への影響および試作した分光器において、光照射部と試料から反射した光の受光部の角度が90度をなすときに、試料表面における吸光度を測定した。 それにより、以下のの結果を得た。 (1)一般性菌数とATP量には高い相関が認められた。(2)試料への照射面積が大きいほど吸光度が増大する結果になった。(3)照射部と受光部により試料に非接触で表面分光情報を取得した結果、短波長における吸収が大きく、長波長における吸収が少なくなる傾向が認められた。(4)波長範囲240 nm ~ 400 nmの吸光度二次微分値を変数X、一般生菌数の対数をYとし、部分最小二乗回帰により予測モデルを作成し、微生物由来のATP量を主要な因子とすることで一般生菌数を予測することができた。
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現在までの達成度 (区分) |
理由
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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