研究課題
基盤研究(B)
寒冷地の凍結融解時の一酸化二窒素の畑圃場からの生成に着目をし、生成過程での土壌微生物多様性をDNAレベルとmRNA発現レベルから解析を行うためにメタゲノム手法とメタトランスクリプトーム手法を土壌試料に応用し、その結果に基づき種数の多様性の変化ではなく、均等度の変化(一部の種の個体数の顕著な増加)がバイオジェオケミカルプロセスの主導的な役割を担っていることを明らかにした。さらにFunctional Single Cell分離法を用いて低温環境下で優勢的に機能を担っていると想定される種に属する微生物株の取得に成功し、実際に低温下での一酸化二窒素発生能を確認した。
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Microbes and Environments
巻: 28 ページ: 120-127
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Annals of Glaciology
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