研究課題
基盤研究(B)
本研究では、核酸医薬の疾患治療効果の向上を目的に、多足型構造を形成する核酸(polypodna)-を設計・開発するとともに、これを連結することで新規デンドリマー型核酸ナノDDSの創出を目指した。その結果、pod数が3から8までは形成可能であること、pod数依存的に免疫細胞に効率よく取り込まれることを見出した。さらに、接着性末端を介してpolypodnaを連結することでDNAデンドリマーの開発にも成功した。免疫刺激性CpG DNAによる免疫細胞からのサイトカイン産生は、こうしたナノ構造体化することにより飛躍的に増大し、本手法が核酸医薬のDDSに有効な方法論になりうることを見出した。
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