研究課題
基盤研究(B)
オートファジー関連遺伝子LC3AとLC3Bはオートファジーが誘導されるとオートファゴソームの膜上に局在するが、両者の役割については不明な点が多い。私達は、LC3AとLC3Bおよび両者のノックアウトマウスを作成し、形態学的及び生化学的に検討した。これらを欠損するマウスは正常に生まれ、成長し、生殖能力も持つことが分かった。これらを欠損する脳、肝、腎、心組織でGABARAPファミリータンパク質の発現は全く変化せず、基礎的オートファジーに働くことが分かった。LC3A/Bを欠損する新生仔マウス海馬錐体細胞は、低酸素脳虚血負荷に抵抗性を示し、オートファジー性神経細胞死の存在を強く示唆することが分かった。
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内分泌・糖尿病・代謝内科
巻: 33(4) ページ: 338-343
http://www.juntendo.ac.jp/graduate/laboratory/labo/shinkei_kozo/