研究課題
基盤研究(B)
従来FDCはその抗原を細胞表面に長期間保持することによってB細胞へ抗原を提示し、胚中心形成を促すと考えられてきた。我々はFDC特異的マーカーであるFDC-M2を用いてマウスのリンパ組織からFDCを単離する方法を確立したが、単離FDCを用いた解析からFDCが抗原を保持するのみならず、Fca/mRを介して抗原を細胞内に取り込むことを見いだした。一方、抗原の細胞内取り込みに伴ってFDC細胞表面上においては抗原量の減少が認められた。よってFca/mRはFDCによる抗原の細胞内取り込みを介してFDC細胞表面上の抗原量を調節し、B細胞の活性化、ひいては胚中心形成を制御していることが示唆された。
すべて 2013 2012 2011 その他
すべて 雑誌論文 (8件) (うち査読あり 7件) 学会発表 (11件) 備考 (2件)
Mol Immunol
巻: 57(2) ページ: 216-219
10.1016/j.molimm.2013.10.002
巻: 56(1-2) ページ: 23-27
10.1016/j.molimm.2013.04.003
Cell Reports
巻: 3 ページ: 1-12
10.1016/j.celrep.2013.03.006
J Exp Med
巻: 209(8) ページ: 1493-1503
10.1084/jem.20120096
Biochem Biophy Res Comm
巻: 417(1) ページ: 646-650
10.1016/j.bbrc.2011.12.025
巻: 50(3) ページ: 172-176
10.1016/j.molimm.2011.11.010
巻: 208(8) ページ: 1661-1671
10.1084/jem.20101623
臨床免疫・アレルギー科
巻: 55(5) ページ: 552-558
http://www.kahyo.com/item/M201105-555
http://www.tulips.tsukuba.ac.jp/dspace/simple-search?query=%E6%9C%AC%E5%A4%9A+%E4%BC%B8%E4%B8%80%E9%83%8E
http://trios.tsukuba.ac.jp/researcher/0000001684