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2014 年度 研究成果報告書

遺伝子改変酵素AIDによる発がん

研究課題

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研究課題/領域番号 23390097
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 実験病理学
研究機関滋賀県立成人病センター(研究所)

研究代表者

木下 和生  滋賀県立成人病センター(研究所), 遺伝子研究部門, 専門研究員 (50293874)

連携研究者 植村 宗弘  滋賀県立成人病センター研究所, 主査 (30568390)
園部 誠  京都大学, 大学院医学研究科胸部外科学, 助教 (00432378)
研究期間 (年度) 2011-04-01 – 2015-03-31
キーワード遺伝子 / 癌 / ゲノム / 突然変異
研究成果の概要

がん発症に必要な遺伝子変異が生じる機構には不明な点が多い。遺伝子変異酵素AIDは主にBリンパ球で発現し、抗体の多様化に関わる酵素である。AIDは上皮細胞でも炎症刺激により発現が誘導されること、抗体以外の遺伝子に変異を起こすこと、AIDトランスジェニックマウスではリンパ腫や肝臓癌等がおこることから、ヒトの発がんに関与している可能性がある。マウスの皮膚がんモデルを用いて、化学発がん物質により発症する皮膚腫瘍にも内在性のAIDが関与することを証明した。AIDトランスジェニックマウスの肺の観察から、AID過剰発現が細胞死・組織損傷を惹起し、再生組織でAIDが発現すると癌が発症する可能性を示した。

自由記述の分野

腫瘍学、免疫学

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公開日: 2016-06-03  

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