研究課題
基盤研究(B)
チオレドキシンペルオキシダーゼファミリー(Prx)遺伝子を欠損するローデント(ネズミ)マラリア原虫の表現型を調べた。(1)肝臓型でのPrx発現について: qRT-PCRによる欠損原虫株でのmRNA相対定量から、肝臓型においてもPrx欠損による他Prx遺伝子の過剰発現(酸化ストレス応答)が示唆された。(2)肝臓型での発育障害について:培養細胞感染モデルを用いた解析から、2-Cys Prx遺伝子欠損原虫では、シゾントの小型化とメロゾイト数の減少が起きることが解った。(2)赤血球型の増殖障害について:マウス感染モデルを用いた解析から、1-Cys Prx遺伝子欠損原虫の赤血球型に増殖障害が観察された。
すべて 2014 2013 2012 2011 その他
すべて 雑誌論文 (10件) (うち査読あり 10件) 学会発表 (5件) 備考 (1件)
Trop. Parasitol
巻: 4(1) ページ: 20-24
10.4103/2229-5070.129154
PLoS ONE
巻: 8(9) ページ: e74701
10.1371/journal.pone.0074701
Trop. Med. Health
巻: 41(2) ページ: 55-59
10.2149/tmh.2012-30
Parasitol. Int
巻: 62(3) ページ: 337-340
10.1016/j.parint.2012.11.007
巻: 62(2) ページ: 137-143
10.1016/j.parint.2012.11.005
PLoS Pathog
巻: 9(1) ページ: e1003136
10.1371/journal.ppat.1003136
Exp. Parasitol
巻: 133(1) ページ: 101-105
10.1016/j.exppara.2012.10.018
Parasit. Vectors
巻: 12;5 ページ: 252
10.1186/1756-3305-5-252
Parasitol. Res
巻: 111(2) ページ: 525-529
10.1007/s00436-012-2864-3
巻: 4 ページ: 118
10.1186/1756-3305-4-118
http://www.obihiro.ac.jp/~tryp/index.html