| 研究課題/領域番号 |
23390129
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| 研究機関 | 岐阜大学 |
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研究代表者 |
鈴木 康之 岐阜大学, 医学部, 教授 (90154559)
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| 研究分担者 |
西城 卓也 岐阜大学, 医学部, 助教 (90508897)
田川 まさみ 鹿児島大学, 医歯薬学総合研究科, 教授 (90261916)
錦織 宏 京都大学, 医学部, 准教授 (10463837)
井内 康輝 広島大学, 医歯薬学総合研究科, 名誉教授 (20116536)
藤崎 和彦 岐阜大学, 医学部, 教授 (60221545)
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| キーワード | 医学・医療教育指導者 / 医学教育専門家認定制度 / アウトカム / 小児科指導医 / パイロット研修事業 / 教育ポートフォリオ |
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| 研究概要 |
本研究では医学・医療教育指導者の育成システムを構築するために、様々な階層の医学・医療教育指導者に求められる能力(アウトカム)を明らかにし、その能力を向上させるための教育・研修法を構築し、教育効果を検証し、教育システムを提案・構築することにある。
平成23年度は以下の研究を実施し、成果を得た。
1)医学・医療教育指導者に求められる能力(アウトカム)の解析:日本小児科学会の指導医講習会受講者約40名を対象に、指導医に求められる能力のアンケート調査(自由記載)とグループ討論のプロダクトを解析するとともに、講習会のタスクフォースを対象に個別インタビューを行い、教育指導能力の抽出を行った。
2)医学教育専門家認定制度の設計:海外における医学教育専門家育成コース(修士課程など)の情報収集と意見交換を行い、医学教育専門家に求められる能力、解決を期待する課題、資格の位置づけ、教育者としての医師の教育能力、認定のためのコースワーク、認定・評価方法、認定制度設計などについて素案を構築した。
3)パイロット研修事業:上記認定制度を実現するために、パイロットコースワーク(講習会)を計3回実施し(第1回:教授と学習、第2回:評価、第3回:カリキュラム開発)、受講者のレポート評価を行って、コースワークと学習者評価の問題点を明らかにした。
4)教育ポートフォリオの導入:専門家認定要件として教育ポートフォリオの導入を検討し、ポートフォリオの構成要素、評価方法について講習会を実施した。
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| 現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
医学・医療教育指導者に求められるアウトカムに関するデーター収集と解析、医学教育専門家育成制度の設計やパイロット研修事業は、ほぼ計画通りに実施されている。
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| 今後の研究の推進方策 |
平成23年の成果に基づいて、24年度も計画通り研究を推進できると見込まれる。
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