新医療技術の社会への適切な応用を目指して－公正な医療資源配分方法の確立

2014 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 23390137
• 研究種目: 基盤研究(B)
• 配分区分: 補助金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 医療社会学
• 研究機関: 立命館大学
• 研究代表者: 下妻 晃二郎 立命館大学, 生命科学部, 教授 (00248254)
• 研究分担者: 能登 真一 新潟医療福祉大学, 医療技術学部, 教授 (00339954) ; 齋藤 信也 岡山大学大学院, 保健学研究科, 教授 (10335599) ; 五十嵐 中 東京大学大学院, 薬学研究科, 特任助教 (20508147) ; 白岩 健 国立保健医療科学院, 研究情報支援研究センター, 研究員 (20583090) ; 福田 敬 国立保健医療科学院, 研究情報支援研究センター, 上席主任研究員 (40272421) ; 坂巻 弘之 東京理科大学, 薬学部, 教授 (40317334) ; 石田 博 山口大学大学院, 医学研究科, 教授 (50176195) ; 後藤 玲子 一橋大学, 経済研究所, 教授 (70272771) ; 児玉 聡 京都大学大学院, 文学研究科, 准教授 (80372366) ; 赤沢 学 明治薬科大学, 薬学部, 教授 (80565135) ; 池田 俊也 国際医療副大学, 薬学部, 教授 (90193200) ; 國澤 進 立命館大学, 生命科学部, 助教 (00732877) ; 田倉 智之 大阪大学大学院, 医学研究科, 教授 (60569937) ; 冨田 奈穂子 国立保健医療科学院, 国際協力研究部, 主任研究官 (30567417)
• 研究期間 (年度): 2011-04-01 – 2015-03-31
• キーワード: 医療資源配分 / 医療技術評価 / 効率性 / 衡平性 / 公平性 / 費用効果分析 / 費用効用分析 / 医療政策

研究成果の概要

経済状況の低迷が続く多くの先進国においては、公的医療資源の適切な配分は、費用対効果などの合理的な社会的価値判断に基づいて行われている。日本では従来そのような仕組みがなかったが、2016年度から、高額な医療用製品を対象に政策への施行的導入が予定されている。
本研究では費用対効果分析による効率性の向上にむけて技術的課題の解決を図り、同時に、効率性の追求だけでは疎かになりがちな公平性の確保を図るために考慮すべき、倫理社会的要素の明確化とそれを政策において考慮する仕組み作りを検討した。

自由記述の分野

医療政策・管理学、臨床疫学、健康アウトカム評価、医療経済評価