研究課題
基盤研究(B)
リソソーム内で複合体を形成するヒト・カテプシンA(CathA)とノイラミニダーゼ1(NEU1)の遺伝的欠損症に対し、両者の相互作用部位をターゲットとする新規治療薬開発を目指して研究を進め、活性型CathAを大量発現するトランスジェニック(Tg)カイコの作製、その中部絹糸腺からの精製及びX線結晶構造の解明に成功した。また細胞膜透過性ペプチド(R8)とのコンジュゲートは、CathA欠損症患者線維芽細胞内のリソソームへの補充効果を示し、蓄積シアル酸含有糖鎖を減少させた。さらにNEU1と相同性を示す細胞質性NEU2に対し、SiastatinBが酸性pH条件下で熱安定化効果を示した。
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