研究課題
基盤研究(B)
喘息・肥満・糖尿病などの持続性炎症疾患における、アルギナーゼのバイオマーカーとしての有用性をヒトとマウスにおいて検討した。喘息患者血清を用いて、アルギナーゼおよび生理的因子との関連について多変量解析を行ったところ、アルギナーゼはhs-CRP、呼気NO、NOx、酸化ストレスバイオマーカーである3-ニトロチロシンと正の関係を示し、炎症性バイオマーカーとしての有用性が示唆された。マウス肥満モデルにおいてアルギナーゼ発現は血糖値・体重の増加と共に増大し、肥満・糖尿病の発症に関与する可能性が示された。また、亜硝酸イオンによるインスリン濃度の抑制が認められ、糖尿病予防に寄与する可能性が示唆された。
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