研究課題/領域番号 |
23390174
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研究種目 |
基盤研究(B)
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研究分野 |
公衆衛生学・健康科学
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研究機関 | 滋賀医科大学 |
研究代表者 |
大久保 孝義 滋賀医科大学, 医学部, 准教授 (60344652)
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研究分担者 |
上島 弘嗣 滋賀医科大学, 生活習慣病予防センター, 特任教授 (70144483)
三浦 克之 滋賀医科大学, 医学部, 教授 (90257452)
門田 文 滋賀医科大学, 医学部, 特任講師 (60546068)
藤吉 朗 滋賀医科大学, 医学部, 特任助教 (10567077)
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キーワード | 社会医学 / 循環器・高血圧 / 疫学 / 心異所性脂肪 / コホート研究 / 心臓CT / 潜在性動脈硬化 |
研究概要 |
本研究は、詳細な潜在性動脈硬化関連指標・危険因子測定を実施している日本人一般住民の前向きコホートに、新たに心臓マルチスライスCTによる心臓周囲脂肪(Pericardial fat)の測定を加えることにより、米国人と異なり肥満が少ない日本人におけるPericardial fat分布の実態・関連要因・および潜在性動脈硬化指標との関連を、横断的・縦断的に明らかにしようとするものである。 本年度は以下を行った。 1)ベースライン調査時Pericardial fatの評価用画像データベース作成 平成12年-17年に心臓マルチスライスCT測定を実施した対象者約1,300名のうち、平成22年-24年にフォローアップ調査に参加した600人について、ベースライン時のPericardial fat評価に必要な部分のCT画像に関する画像電子データベースを作成した。 2)ベースライン調査時Pericardial fatの定量的評価 米国のMESA研究(米国のmulti-ethnic populationおいて実施されている潜在性動脈硬化に関する大規模疫学調査)等におけるPericardial fat測定を統括するなど、Pericardial fatの測定のエキスパートであるHarbor UCLA Medical CenterのBudoff教授にPericardial fat測定を委託し、のべ445人についての測定を実施した。 次年度以降は、フォローアップCT測定およびPericardial fat測定を継続するとともに、中間時点のデータベースを完成させ、Pericardial fat分布の実態・関連要因・および潜在性動脈硬化指標との関連について予備的分析を実施する予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
フォローアップ調査CT測定は順調に実施され、CT画像電子データベースについては当初の計画以上の速度で進行している。今年度予算の範囲で可能な最大数のPericardial fat測定も実施できた。
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今後の研究の推進方策 |
各種測定を継続するとともに、中間時点のデータベースを完成させ、Pericardial fat分布の実態・関連要因・および潜在性動脈硬化指標との関連について予備的分析を実施し、中間成果を学会等で公表したい。
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