研究課題/領域番号 |
23390181
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研究種目 |
基盤研究(B)
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研究機関 | 国立保健医療科学院 |
研究代表者 |
土井 由利子 国立保健医療科学院, その他部局等, 統括研究官 (70280758)
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研究分担者 |
内山 真 日本大学, 医学部, 教授 (20221111)
石原 金由 ノートルダム清心女子大学, 人間生活学部, 教授 (80159756)
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キーワード | 睡眠 / 朝型-夜型タイプ / 概日リズム / 幼児 / CCTQ / 疫学 |
研究概要 |
「研究目的」近年、大人社会の夜型化や24時間化が進み、その影響で子どもの睡眠が夜型化し、子どもの成長や行動などに問題を引き起こすのではないかという懸念が広がっている。しかし、幼児用(保護者記入)の標準化された評価尺度が無かったため、幼児の朝型‐夜型の個人差や夜型化傾向に関する研究は立ち遅れている状況にあった。本研究では、スイスのチューリッヒ大学で開発された自記式尺度Children’s Chronotype Questionnaireの日本語版(CCTQ-J)を開発し、CCTQ-Jを用いた実証的研究を実施し、日本人の子どもにおける朝型‐夜型の個人差に関する分布を明らかにすること、その関連要因の検討を行うことを目的とする。「研究成果」岡山市・倉敷市の幼稚園・保育所に通う幼児の保護者358名の協力を得て、CCTQ-Jの信頼性の検証を行った。その結果、再検査信頼性係数は0.90、初回と2回目のアルファ係数はそれぞれ0.76、0.79と高い信頼性が得られた。妥当性の検証については、一部の幼児にアクチウォッチを1週間装着してもらい、その間、保護者に幼児の睡眠日誌を記録してもらった。現在、それらのデータについて解析を進めているところである。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
子どもの朝型-夜型質問票日本語版(CCTQ-J)の妥当性の検証について、保護者より協力の得られた幼児にアクチウォッチを1週間装着してもらい、その間、保護者に幼児の睡眠日誌を記録してもらった。現在、それらのデータについて解析を進めているところである。それ以外は、当初の計画通り、順調に研究が進行している。
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今後の研究の推進方策 |
アクチウォッチによるデータのPCへの取込・確認作業が、当初予定していたよりも時間を要し研究の進捗が遅れ気味であったが、これからおおむね順調に進展して行くものと思われる。
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