研究課題
基盤研究(B)
本研究では心血管疾患の解明に必要な経時的解析を考慮した革新的な3次元プロテオーム解析を行った。疾患関連因子について疾患プロテオーム解析の方法論に基づき、その生理活性の検討を行い、病態への関与を調べた。冠動脈カテーテル治療後の再造影検査を受けた症例では、再狭窄を生じていた患者の末梢血中で、BNPフラグメント比(BNP(5-32)/BNP(3-32))が有意に低くなっていた。また、この疾患関連因子の生成メカニズムについて検討を加え、ある種のプロテアーゼが関与している知見を得た。今後は、このプロテアーゼが臨床検体においてどのような活性を有しているかを検討することで、心血管疾患の病態解明をめざす。
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