研究課題
基盤研究(B)
重症肺障害である、成人呼吸促迫症候群(ARDS)ではDIC(血管内で凝固が生じる病態)が予後を決める重要な合併症である。後ろ向きの研究により、セレクチンリガンドを有するKL-6/MUC1の診断時の量が、ARDSのDIC発症を予測するより感度・特異度が高いバイオマーカーであることを明らかにした。その生成機序を検討する中で、マウスにはKL-6が発現しないが、ヒトMUC1を発現させたマウスにおいてはKL-6が発現していることを明らかにした。本マウスを用いてブレオマイシン肺線維症あるいはLPSによる急性肺障害モデルを作成し、KL-6がマウスモデルの肺障害のマーカーとなりうることを証明した。
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