研究課題
基盤研究(B)
病期の進行した骨髄異形成症候群(MDS)で広く認められる分裂像や核形態の異常の原因解明を試みた。われわれは、予後不良のMDSで高頻度にみられる7番染色体長腕欠失(-7/7q-)の責任遺伝子のひとつとして、Mikiを同定していたが、Miki蛋白質は、分裂期の中心体に存在して、前中期の進行に重要な役割を果たすことを解明し、Moleucular Cell誌に発表した。ついで、初代培養細胞やMDS細胞等の造血細胞で分裂期実験系を確立し、MDSに見られる分裂異常の指標として、早期染色体脱凝集(PCD)が有用であり、その出現メカニズムの推定に至った。
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すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 4件) 学会発表 (6件)
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