研究課題/領域番号 |
23390292
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
精神神経科学
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研究機関 | 日本医科大学 |
研究代表者 |
大久保 善朗 日本医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (20213663)
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研究分担者 |
鈴木 秀典 日本医科大学, 大学院医学研究科, 教授 (30221328)
舘野 周 日本医科大学, 医学部, 准教授 (50297917)
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2015-03-31
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キーワード | アミロイドイメージング / アルツハイマー病 / うつ病 / PET |
研究成果の概要 |
アルツハイマー病、軽度認知障害、健常対照を対象に [18F] florbetapirを用いたPET検査を行った。アミロイドイ陽性率は、健常群では20.0%、アルツハイマー病で84.2%で、アミロイドイメージングによる病態診断の妥当性を確認した。さらに、軽度認知障害でうつ病の合併例を対象に、アミロイドとうつ病との関連を検討した。その結果、軽度認知症患者でアミロイド陽性群は陰性群に比べて、うつ病の発症年齢が有意に高齢であることを発見した。以上から、若年または成人発症のうつ病より、晩発性うつ病がアミロイド病変と関連することが明らかになり、アルツハイマー病の前駆症状としてのうつ病の存在が示唆された。
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自由記述の分野 |
精神医学
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