研究課題
①ラット(F344雄)のII型肺胞上皮細胞を分離し、左肺全摘をした同系ラット(雌)に径気道的に移入したところ、肺胞に取り込まれていることを確認した。また同時にコントロールと比較し、肺胞密度が高くなっていることを確認した(論文化済)。②同様にマウス(Black/6)を用いて①と同様の手法にて肺切除後の代償性肺成長を病理学的および画像的に解析するシステムを確立しつつある(実験中)。③臨床的に外科切除されたヒト肺よりII型肺胞上皮細胞を分離して短期培養する手法を確立した。この方法で得られた肺胞上皮細胞はin vitroでI型肺胞上皮細胞に分化する傾向を示し、片側肺全摘後の免疫不全マウスの肺胞に生着した(論文投稿中)。④CT画像データを用いた肺組織量の評価法を考案し、臨床的に肺切除された患者の長期的な肺組織量を評価した(論文化済)。⑤ヒトおよびマウスのiPS細胞を特殊培養下にて肺胞上皮細胞に分化させる手法を開発中である(実験中)。
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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巻: in press ページ: 未定
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