研究概要 |
1,肝臓及び腎臓対応保存装置の作製2,細胞外液型組成の液を作製3,肝臓,腎臓保存中の機能判定を生化学的,流体力学的に行った4,温阻血障害を加えた肝臓による移植実験:温阻血30分までは単純冷却保存よりも本法が良いことを証明5,復温持続灌流保存の有用性:温阻血60分のブタ肝臓,腎臓を用いて行った.冷温から温度を上げる(22度)必要性を証明. 6,復温灌流保存による温阻血障害を加えた肝臓による移植実験:温阻血60分の肝臓を用いて移植実験を行い復温保存の優位性を明らかにした. 世界で初めて大型動物を用いた肝臓移植モデルにおいて22度までの復温灌流保存しかもオリジナルの保存装置を用いた成功例を報告した.
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