研究成果の概要 |
本研究では,微量の便・喀痰検体を用い, 8領域CpGsのメチル化異常を極めて簡便に検出する方法を開発。また,様々な条件に適したカットオフ値の設定を可能とし,肺癌・大腸癌だけでなく, その他の消化器癌を検出可能にした。本技術は, 消化器癌だけでなくその他癌種全般に対する新しい, かつ, 効果的な検診体系を構築する可能性を持つ。 また,本研究はで,様々ながん種のバイオマーカーの探索を行い,非常に重要な知見の蓄積,新しいシーズの発見を行った。これら知見は,今後の癌診断パラダイムのみでなく,治療体系にも影響を与えるものと考えられる。
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