研究課題
基盤研究(B)
骨髄単核細胞中のLNRT細胞、MUSE細胞は細胞表面マーカーにより純化可能であったが、古典的な間葉系幹細胞(MSC)と比べて臨床応用に必要な体外での培養による増幅は困難であった。ドキソルビシン投与後のラット骨髄、脂肪、筋肉由来のMSCの増殖能、分化能を検討した結果、化学療法の影響は脂肪由来MSCで最も少なかった。細胞の播種密度、低酸素培養および培養皿の表面加工処理などの因子を組み合わせた技術により、iPS細胞から間葉系前駆細胞への分化誘導を高効率でかつ安全に行うことに成功し、サイトカイングラディエント法による無血清培地での骨芽細胞系細胞の誘導が可能となった。
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J Artif Organs
巻: 16 ページ: 305-315
J Physics D : Applied Physics
巻: 45(37) ページ: 1-5
10.1088/0022-3727/45/37/372001