研究課題/領域番号 |
23390386
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
産婦人科学
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研究機関 | 富山大学 |
研究代表者 |
齋藤 滋 富山大学, 大学院医学薬学研究部(医学), 教授 (30175351)
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研究分担者 |
瀧澤 俊広 日本医科大学, 医学系研究科, 教授 (90271220)
田渕 圭章 富山大学, 生命科学先端研究センター, 教授 (20322109)
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2015-03-31
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キーワード | 制御性T細胞 / 流産 / 妊娠高血圧症候群 / NK細胞 / miRNA / 妊娠維持 / ヒト / マウス |
研究成果の概要 |
異物である胎児を許容するために免疫寛容が必須である。今回、免疫寛容を誘導する制御性T細胞(Treg)が着床ならびに初期妊娠維持に必須であること、父親抗原特異的Tregが精漿により誘導され、同Tregが着床1日前にすでに子宮領域リンパ節に集簇することをマウスの系で証明した。ヒトにおいても胎児染色体正常流産では、基底脱落膜で機能性Tregが減少するが、胎児染色体異常例では、Tregの減少を認めなかった。妊娠高血圧腎症においても、特に機能性Tregの減少を末梢血で認めた。その他、胎盤由来のmicroRNAが母体のT細胞やNK細胞に取り込まれており、母体免疫系を調節している事を見出した。
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自由記述の分野 |
産科婦人科
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