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2014 年度 研究成果報告書

内因性免疫によるEBV感染制御機構と上咽頭癌発癌機構に関する研究

研究課題

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研究課題/領域番号 23390396
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 耳鼻咽喉科学
研究機関金沢大学

研究代表者

吉崎 智一  金沢大学, 医学系, 教授 (70262582)

研究分担者 杉本 寿史  金沢大学, 附属病院, 講師 (20547179)
脇坂 尚宏  金沢大学, 附属病院, 講師 (70377414)
近藤 悟  金沢大学, 附属病院, 助教 (70436822)
遠藤 一平  金沢大学, 附属病院, 助教 (30547154)
研究期間 (年度) 2011-04-01 – 2015-03-31
キーワード上咽頭癌 / Epstein-Barr ウイルス / 内因性免疫 / 中咽頭癌 / ヒトパピローマウイルス / APOBEC
研究成果の概要

内因性免疫は細胞自身に備わった防御機構で細胞に侵入したウイルスに変異を導入して不活化する。上咽頭癌はEpstein-Barr ウイルス、中咽頭癌はヒトパピローマウイルスが発がんに関与する。
そこで上、中咽頭癌における内因性免疫因子の発現とウイルスへの変異導入頻度を中心に検索したところ、内因性免疫因子の一つであるAPOBEC3G発現がいずれの癌でも亢進していることが判明した。また、HPVのE2領域における変異導入を検索したところ、APOBEC3Gに特異的な様式の変異が挿入されていた。以上から、内因性免疫因子、とくにAPOBEC3G発現はHPVによる中咽頭癌発癌に関与することが示唆された。

自由記述の分野

耳鼻咽喉科・頭頸部外科

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公開日: 2016-06-03  

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