研究課題/領域番号 |
23390398
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
耳鼻咽喉科学
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研究機関 | 札幌医科大学 |
研究代表者 |
氷見 徹夫 札幌医科大学, 医学部, 教授 (90181114)
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研究分担者 |
高野 賢一 札幌医科大学, 医学部, 講師 (70404689)
大國 毅 札幌医科大学, 医学部, 助教 (40464490)
関 伸彦 札幌医科大学, 医学部, 助教 (30404693)
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連携研究者 |
堤 裕幸 札幌医科大学, 医学部, 教授 (80217348)
小島 隆 札幌医科大学, 医学部, 教授 (30260764)
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2014-03-31
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キーワード | 鼻粘膜 / 上皮細胞 / アレルギー / ウイルス / タイト結合 / 樹状細胞 |
研究概要 |
鼻粘膜は気道では外界からの侵入門戸であり,各種抗原や病原体からの防御機構として重要な役目を持っている.上皮特有の機能としてのタイト結合,M細胞を持つなどの特徴があるが,特に樹状細胞などの免疫機構との関連は重要である.本研究では,バリア機能としての鼻粘膜上皮のタイト結合を初代培養を用いて検討するとともに,アレルギー性疾患とウイルス感染症での上皮の役割を追求し,その中から新しい治療戦略を模索した.この結果,上皮由来のアレルギー誘導サイトカインの関与,RSVの鼻粘膜上皮での複製・出芽メカニズムを明らかにした.さらに,アレルギーやウイルス感染を抑制する活性物質の同定を行い,新たな治療戦略を提唱した.
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