研究課題
基盤研究(B)
網膜組織ダメージの最終形である線維瘢痕形成に重要な細胞は、マクロファージと網膜色素上皮細胞であった。網膜下に活性化マクロファージを注入すると、活性化されたRPEよりMCP-1が産生される。局所液成因子のスクリーニングの結果、病巣形成が生じるマクロファージ注入後IL-27の著明な低下が観察された。ゆえにIL-27が網膜炎症反応を制御する重要な因子と考えた。事実IL-27を7日目から補充することで、線維瘢痕形成を著明に軽減することができた。本研究から、網膜硝子体疾患においてIL-27の補充またはその低下抑制を図る手法が治療に有効であると考えた。
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