研究課題
基盤研究(B)
本研究ではヒト角膜上皮細胞の特異的機能を維持している転写因子ネットワークについて検討を行った。マイクロアレイを用いてヒト角膜上皮細胞で高発現している転写因子を146因子選定した。さらにiPS干渉スクリーニングを用いて、ヒト角膜上皮細胞維持に関与が高い転写因子を20因子にまで絞り込んだ。その中から誘導因子を組み合わせて新生児皮膚繊維芽細胞に遺伝子導入を行ったところ、角膜上皮特異的マーカーであるケラチン3、ケラチン12を含む角膜上皮関連遺伝子の遺伝子発現の増加を認めた。このことは誘導可能であった転写因子セットがヒト角膜上皮細胞の機能を維持する転写因子ネットワークを形成している可能性を示した。
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