①ICG(インドシアニンググリーン)蛍光リンパ管造影法の更なる進歩により、早期リンパ浮腫の診断が可能となりリンパ管静脈吻合術(LVA)を用いた症例数が増えた。②早期リンパ浮腫に関してLVAを行うと完治に繋がることが判明した。③重症リンパ浮腫に対してはLVA,リンパ管移植、リンパ節移植、脂肪除去法などの合併外科治療を行い、一層の改良がなされてきた。また、近年ではリンパ節移植法は、合併症が多く、リンパ管移植術に代わってきている。④海外への啓蒙活動としては、国外でのライブサージャリー、講習会を行い、技術と知識を教育してきた。また多くの外国人見学者が当科に研修をしに来ている。
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