研究課題
基盤研究(B)
受傷後早期の脊髄損傷に対する治療として、自己の骨髄由来の単核球細胞を脳脊髄液中に投与することが、安全かつ有用な治療方法となり得るかを検討した。頸髄損傷5例、胸髄損傷5例に対し、自己の腸骨から分離した単核球およそ108個を直ちに腰椎穿刺にて髄液内に投与した。半年以上追跡したが有害反応はなく、かつ、早期実施症例では神経機能の改善を認めた。骨髄細胞の髄液内投与による亜急性期脊髄損傷の治療は安全かつ有用と考えられた。
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Restorative Neurology and Neuroscience
巻: (in press)
PLOS one
巻: 8巻 ページ: e73494
10.1371/journal.pone.0073494
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