研究課題
<レンサ球菌由来のNETs免疫系作動因子の多次元ナノライブイメージング同定>本申請計画の最終年度では,初年度に構築したレンサ球菌のNETs誘導因子の候補ライブラリー(組換え体,精製細胞壁,および遺伝子欠失変異株)を用いて,計画2年目に至適化した顕微鏡観察技術に供し,好中球NETs系を誘導する細菌因子の詳細な同定とメカニズム解析を試みた(担当:寺尾).(1)ヒト好中球にレンサ球菌の組換えタンパク,精製細胞壁,遺伝子欠失変異株(平成23年度に作製分)を添加し,平成24年度に至適化した顕微鏡システムでNETs誘導能を観察した. (2) バックアップ実験として行う平成23年度の現況顕微鏡システムで同定したNETs誘導因子群と比較し,一致した因子を大量発現系および精製系の至適化を行った.そのために,初年度で購入した各種の組換えタンパク発現系を使用するほか,特異的抗血清を利用した精製用アフィニティーカラムも作製した.以上の申請計画でNETs誘導因子,あるいはその候補を同定し,関連学会および学術誌で専門家を対象に報告した.そして,申請者が作成する研究室のホームページから,リアルタイムで広く国民に発信した(http://web.dent.osaka-u.ac.jp/~mcrbio/)(担当:寺尾).
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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すべて 雑誌論文 (8件) (うち査読あり 8件) 学会発表 (4件) (うち招待講演 1件) 図書 (2件) 備考 (1件)
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http://www.niigata-univ-mid.net/study/index.html