研究課題
NF-κBの非古典的経路による骨芽細胞分化と破骨細胞分化の分子機構を明らかにした。aly/alyマウス由来の骨芽細胞をBMP2で処理するとALP活性の上昇とSmad1のリン酸化の亢進が認められた。aly/alyマウスの背部筋膜下にBMP2を移植すると骨密度の充実した骨が形成された。aly/alyマウス由来の骨髄細胞にRelBを過剰発現させると破骨細胞形成の抑制が解除された。RelBの過剰発現でCotの発現が誘導され、さらにCOtの発現を抑制すると破骨細胞形成の抑制が見られなくなった。以上の結果より、NF-κBの非古典的経路は骨芽細胞分化を負に制御し、破骨細胞分化を亢進することと考えられる。
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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