研究課題
1)咀嚼能力と食行動との関連:グルコース法で測定した咀嚼能率と肥満の原因となる食行動のうち「甘い飲料の摂取」と咀嚼能率低下との間に関連が見られた。2)咀嚼能力と頚動脈肥厚との関連:頸部エコー検査受診者の最大IMTと咀嚼能率の低下との間に関連が認められた。3)咀嚼能力に対する歯周病の影響:咬合支持が確立している集団と咬合支持が崩壊寸前の集団において、歯周病の罹患による咀嚼能率の低下が見られた。4)口腔健康マーカーと高血圧の関連:4種類の口腔健康マーカー(歯数、咬合支持の減少、唾液中潜血反応、歯周病)の重積により高血圧のリスクが高くなることが明らかとなった。5)唾液中TNFα濃度と頚動脈肥厚の関連:唾液中TNFα濃度は歯周病の罹患ならびに平均IMTの増加と関連することが明らかとなった。6)歯周病菌種数と血清脂質異常との関連:歯周病菌種が増加することによって血清脂質プロフィールが悪化することが示された。
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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