研究課題
主に損傷した中枢神経で認められている神経軸索の忌避因子であるセマフォリン3Aが、神経損傷部位にあるか否かについて検討した。ラットの下歯槽神経切断後1日目では神経切断部に強い発現が認められた。その後発現は少なくなり、7日目では神経の再生は進んでいるがセマフォリンの発現は認められなくなった。1日目においてシュワン細胞との関連性を検討するためにS-100抗体と蛍光二重染色を行ったところ重なりは認められず、セマフォリンとシュワン細胞との関連性は少ないと考えられた。現在、RT-PCRで神経節における発現の変化を検討中である。また、下歯槽神経損傷に対するヒアルロン酸とコンドロイチン硫酸の関与についても検討中である。
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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NeuroReport
巻: 25 ページ: 1069-1074
10.1097/WNR.0000000000000231.
新潟歯学会雑誌
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