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2014 年度 研究成果報告書

三叉神経障害性疼痛発生機序の網羅的解析

研究課題

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研究課題/領域番号 23390461
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 外科系歯学
研究機関新潟大学

研究代表者

瀬尾 憲司  新潟大学, 医歯学系, 教授 (40242440)

研究分担者 前田 健康  新潟大学, 医歯学系, 教授 (40183941)
藤原 直士  新潟大学, 医歯学系, 教授 (70181419)
照光 真  新潟大学, 医歯学系, 准教授 (60401767)
弦巻 立  新潟大学, 医歯学系, 助教 (10345522)
田中 裕  新潟大学, 医歯学総合病院, 講師 (50323978)
吉川 博之  新潟大学, 医歯学総合病院, 医員 (20547575)
倉田 行伸  新潟大学, 医歯学系, 助教 (20464018)
研究期間 (年度) 2011-04-01 – 2015-03-31
キーワードtrigeminal nerve / nerve injury / regeneration / BDNF / Semaphrin-3A
研究成果の概要

損傷した末梢神経の治癒は損傷局所の様々な因子により影響される。その一つの機序として神経損傷は線維芽細胞を刺激して神経栄養因子BDNFを放出し、切断後24時間で最高量となりその後減少することが確かめられた。このBDNFを不活化すると神経突起はその伸長が抑制され軸索の再結合が抑制された。末梢感覚は触覚において回復が抑制されることが認められ、神経切断による痛覚過敏も抑制された。神経切断局所には神経再生の阻害因子であるセマフォリン3Aの存在が認められた。以上の結果は末梢神経の再生は切断局所におけるBDNFやセマフォリン3Aなどが、それぞれ回復促進または再生阻害などに影響していることを示唆している。

自由記述の分野

歯科麻酔学

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公開日: 2016-06-03  

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