キナーゼ抗体ライブラリーを用いた新規口腔がん治療標的分子の探索

2015 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 23390469
• 研究種目: 基盤研究(B)
• 配分区分: 補助金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 外科系歯学
• 研究機関: 国立研究開発法人国立がん研究センター
• 研究代表者: 本田 一文 国立研究開発法人国立がん研究センター, その他部局等, その他 (10260936)
• 研究分担者: 森 泰昌 国立研究開発法人国立がん研究センター, 中央病院, 医員 (00296708) ; 関根 茂樹 国立研究開発法人国立がん研究センター, 中央病院, 医長 (10321879) ; 平岡 伸介 国立研究開発法人国立がん研究センター, 中央病院, 科長 (40276217) ; 渡部 幸央 東京歯科大学, レジデント (50733490) ; 出雲 俊之 国立大学法人東京医科歯科大学, 准教授 (80322709)
• 研究期間 (年度): 2011-04-01 – 2016-03-31
• キーワード: キノーム / 口腔がん / 分子標的治療

研究成果の概要

口腔がんの分子標的治療薬剤のバリエーションは他のがん種に比べて少ない。現在、各種がん治療に利用される分子標的には、タンパク質リン酸化酵素（キナーゼ）が選択されることが多い。口腔がんにおけるキナーゼ発現プロファイルから、口腔がんに特有な新規分子標的治療法を開発できる可能性がある。そこで、口腔がんをキナーゼ抗体を用いて網羅的に発現解析から口腔がんキナーゼプロファイルを完成させ、新規分子標的の可能性があるキナーゼを同定した。そのうち１つは口腔がんの浸潤先進部に強く発現し、口腔がん転移阻止治療の開発に貢献する可能性を示した

自由記述の分野

外科系歯学