研究課題
基盤研究(B)
Streptococcus mutans のバイオフィルム形成において、口腔内の環境に適応するためにシグナル伝達システムが存在し、そのシステム中で膜タンパクが機能している。本研究では、栄養素であるアンモニウムイオンの取り込みについて検討した。Bacillus subtilis のアンモニウム輸送体をコードする nrgA 遺伝子と相同性が高い遺伝子 SMu1510 を抽出、その欠失変異株を作成し検討した。アンモニウムイオン存在下において欠失変異株は増殖能およびバイオフィルム形成が低下していたことから、SMu1510 は膜輸送に関与し、シグナル伝達システム関連遺伝子であることが明らかとなった。
すべて 2013 2012 2011 その他
すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (13件)
Mol Oral Micorbiol
巻: 27 ページ: 308-323
岡山歯学雑誌
ページ: 61-66
Oral Health and Dental Management
巻: (in press)
Scientific World Journal
巻: Volume 2013
10.1155/2013/405075