研究課題
基盤研究(B)
遠隔教育手法による途上国の大学生に対しての看護および理学療法に関する技術実習教育の可能性を検討した。対象はスリランカ,ニカラグア,モンゴルの大学生とし、日本側から学生の技術指導をした。質問紙で遠隔教育手法と授業の評価を行った。貧弱なIT基盤のためTV会議システムよりもビデオ電話(Skype)の方が遠隔教育が容易であった。映像や音声の不安定さは現地時間の早朝に授業を設定することである程度対応できた。技術の選択により授業として成立することがわかった。学生からは先進的な技術が学べることが利点としてあげられ,授業への積極的な参加姿勢がみられた。技術教育についての遠隔教育の有効性が明らかとなった。
国際看護学