研究課題/領域番号 |
23390502
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研究種目 |
基盤研究(B)
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研究分野 |
臨床看護学
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研究機関 | 長野県看護大学 |
研究代表者 |
大石 ふみ子 長野県看護大学, 看護学部, 教授 (10276876)
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研究分担者 |
葉山 有香 梅花女子大学, 看護学部, 講師 (30438238)
片岡 純 愛知県立大学, 看護学部, 教授 (70259307)
水野 道代 筑波大学, 医学医療系, 教授 (70287051)
森本 悦子 聖隷クリストファー大学, 看護学部, 准教授 (60305670)
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キーワード | がん看護 / 放射線治療 / 開口障害 / 晩期有害事象 |
研究概要 |
本研究の目的は、頭頸部がんに対する放射線治療による晩期有害事象である開口障害の実態を明らかにし、予防・改善のための看護介入プログラムを作成することである。平成23年度においては、開口障害の実態を明らかにするため放射線治療を受けて3ヶ月以上5年未満経過した患者を対象とした横断的調査を開始した。調査内容は①自動的開口範囲、②咀嚼力、③開口に関する自覚症状や生活状況、④QOL(頭頸部放射線治療用QOL-RT/H&N日本語版2002、日本放射線腫瘍学会)である。 計画において、調査の実施は対象者への郵送調査で実施する予定であったが、フィールドとの調整、データの正確性などの点を考慮して、面接による調査に変更し、調査期間を平成24年度まで延長して実施中である。 結果については平成24年度報告に記載する。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
対象患者への調査について、調査方法を変更したため、平成24年度まで継続することになった。
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今後の研究の推進方策 |
放射線治療後の開口障害について、終了後6ヶ月から3年未満の患者に対する横断的調査を実施し、それに基づいて予防・改善プログラムを作成→縦断的調査の実施予定であったが、横断的調査の結果、開口範囲における個人差が非常に大きいことから、縦断的調査を優先して研究を進めるものとする。
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