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2011 年度 実績報告書

プレパレーションの普及-モバイルeラーニングを応用した実践と評価-

研究課題

研究課題/領域番号 23390510
研究種目

基盤研究(B)

研究分野 生涯発達看護学
研究機関札幌医科大学

研究代表者

蝦名 美智子  札幌医科大学, 保健医療学部, 教授 (10168809)

研究分担者 浅利 剛史  札幌医科大学, 保健医療学部, 助手 (40586484)
今野 美紀  札幌医科大学, 保健医療学部, 准教授 (00264531)
佐藤 洋子  北海道大学, 保健科学部, 教授 (90162502)
吉川 由希子  札幌市立大学, 看護学部, 准教授 (50269180)
三谷 正信  千歳科学技術大学, 光科学部, 教授 (70200061)
キーワード看護 / 小児 / プレパレーション / モバイルeラーニング / ICT
研究概要

本研究の目的は「子どものケアモデル」に基づいてプレパレーションのコンテンツを開発し、モバイルeラーニングシステムによるプレパレーションの普及を検討することである。
この目的ににづき今年度は研究分担者、研究協力者らと会議を開き、本研究の目的と今後の実施計画や各研究者の役割分担について共有した。そのうえで、モバイルeラーニングシステム上に掲載するコンテンツを作成するためのワーキンググループを組織した。組織されたワーキンググループにおいてどのようなコンテンツを作成するかを話し合った。ワーキンググループは3グループより構成された。具体的には(1)「プレパレーションとは何か」ということを教授するためのコンテンツを作成するための基礎ワーキンググループ、(2)周手術期のプレパレーションツールとしてサンプルを提供する手術ワーキンググループ、(3)処置や検査のプレパレーションツールとしてサンプルを提供する処置・検査ワーキンググループである。これらのワーキンググループの活動により平成23年度に作成するコンテンツの具体案ができつつある。
今年度は手術ワーキンググループが手術前後のプレパレーションツールとしてのコンテンツ、処置・検査ワーキンググループが静脈路確保時のプレパレーションツールとしてのコンテンツを完成させた。実際にモバイルeラーニングシステムのサーバーに相当するHandbook Studioにコンテンツをアップロードし、端末に採用する予定のiPad上で動作確認をした。具体的な内容は手術前の処置(前投薬、バイタルサインの測定、手術室への移動、医療者の服装、無影燈、麻酔マスクなど)と手術後の生活(トイレ、痛みがあるときの対処、飲水、シャワーなど)についてである。イラストをベースに字幕とナレーション入りで幼児期の子どもにもわかり-やすい内容にした。このコンテンツをベースに他のコンテンツを作成する予定である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

当初の計画では平成23年度においてコンテンツを作成する予定がなかったが、2コンテンツを作成することができたことは計画以上に進展した。一方、対象者へのアンケートについてはたたき台の作成にとどまり、来年度の継続実施項目となった。総合的に評価するとおおむね順調に進展している。

今後の研究の推進方策

推進方策として、ワーキンググループを単位として主に活動を行う。グループ内でEメールやEAX等を用いて連絡を取り合いコンテンツ作成の準備を進める。また、3回/年程度の頻度で研究分担者、連携研究者、研究協力者が集まって全体の進捗状況を確認し、今後の方向性を話し合う会議を開催する。
現在研究計画を大幅に変更するような問題点は特にない。

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公開日: 2013-06-26  

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