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2012 年度 実績報告書

プレパレーションの普及-モバイルeラーニングを応用した実践と評価-

研究課題

研究課題/領域番号 23390510
研究機関札幌医科大学

研究代表者

蝦名 美智子  札幌医科大学, 保健医療学部, 研究員 (10168809)

研究分担者 三谷 正信  千歳科学技術大学, 光科学部, 教授 (70200061)
研究期間 (年度) 2011-04-01 – 2015-03-31
キーワード看護 / 小児 / プレパレーション / モバイルeラーニング / ICT
研究概要

本研究の目的は、我々が平成9-11年に実証的に作成した「子どものケアモデル」に基づいて子どもへ医療処置を説明する具体例をモバイルeラーニングシステムを用いてタブレット端末(以下、iPad)で提示し、子どもへ医療処置を説明することを看護師へ普及することである。本報告ではプレパレーションを「子どもへ医療処置の説明を行い、子どもが医療処置を受ける心構えをつくるようにかかわること」と定義する。
今年度は上記目的の具体例を作成することが主な活動であった。成果は次の4点である。すなわち、1)研究対象となる子ども・保護者にプレパレーションを行うための14項目のイラスト内容(エコー検査、手術、点滴、レントゲン検査、CT検査、MRI、心電図検査、マルク、ルンバール、吸入、浣腸、脳波、採血、咽頭・喉頭培養)を作成したこと、2)研究対象となる看護師にプレパレーションについての知識を教授するための内容(スライド、ケアモデルに基づいた実践例の動画)を連携研究者、研究協力者らと作成したこと、3)1),2)のコンテンツを用いた介入(子ども・保護者に対するプレパレーション、看護師に対するプレパレーションに関する教育)に効果があったかどうかを評価するためのアンケートを作成したこと、4)作成したコンテンツをモバイルeラーニングのシステムで閲覧できるように環境を整えたこと、である。4)はHandbookというアプリケーションを用い、専用サーバにコンテンツを保存した。また、iPadは研究協力施設に配布するためiPadを13台購入し、平成25年度の活動に向けて配布する準備を行った。

現在までの達成度
現在までの達成度

2: おおむね順調に進展している

理由

研究計画書通り、平成24年度はコンテンツを開発し、データ収集のためのアンケート作成まで終了している。来年度はデータ収集を予定しており、現在のところはおおむね順調に進展していると評価してよい。

今後の研究の推進方策

平成25年度は完成したコンテンツを用いて実際に子ども・保護者にプレパレーションを看護師に実施してもらい、その効果と汎用性を評価する。また、作成したアンケートにてコンテンツそのものの評価も行う。研究対象施設は12施設を予定している。
また、研究対象となる看護師にプレパレーションについての知識を教授するためのコンテンツも作成した。このコンテンツを研究対象となる看護師に閲覧してもらうことでプレパレーションについての認識が変化するかどうかをアンケートにて評価する。
さらに、本モバイルeラーニングシステムへのアクセス、コンテンツの閲覧等の履歴もデータとして得られるのであわせて評価を行う。
これらの介入・評価を通じて研究目的である「モバイルeラーニングによるプレパレーションの普及を検討すること」を実施する。

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公開日: 2014-07-24  

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