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2011 年度 実績報告書

ハイブリッドセンシングを用いた乳幼児睡眠のビデオ画像自動評価システムの開発と適用

研究課題

研究課題/領域番号 23390513
研究種目

基盤研究(B)

研究分野 生涯発達看護学
研究機関聖路加看護大学

研究代表者

江藤 宏美  聖路加看護大学, 看護学部, 准教授 (10213555)

キーワード乳児 / 睡眠・覚醒 / 行動分析 / 自動判定システム / 添い寝 / Webシステム / ハイブリッド / 乳幼児突然死症候群
研究概要

初年度にあたる本年度は、視覚的な行動分析に加え、音声情報や運動量などの複数のデータソースを加え、より安定した自動判定精度を向上できるハイブリッドセンシング睡眠評価システムの開発のため、以下の3点を目標とした。
1.ハイブリッドセンシング睡眠評価システムの開発にむけて、ハードウェア・ソフトウェアを試作する。2.小児睡眠研究者との討議を行い、システムを洗練させる。3.パイロットデータ収集を行い、システムの信頼性の検討を行い、完成させる。
1.については、ハードウェアに関しては、音声情報や運動量などの複数のデータソースについては、それぞれ独立して開発を進めている。主幹となるビデオデータについて、分析ソフトと連結した独自の録画システムを進めるか、汎用性の広い録画システムにして分析アルゴリズムを作成するか岐路に立っており、メリット・デメリットを考えながら検討を重ねている段階である。
2.については、研究者とのネットワークについては、10月にフロリダで行われた第6回小児睡眠医療学会(Sixth Annual Pediatric Sleep Medicine Conference)に出席し、乳児の睡眠研究者ら(Dr.Mindell, Dr.Okaら)と交流し、乳児の睡眠.覚醒の自動判定機器の方法や用途、汎用性について討議した。高知での日本看護科学学会に参加し、看護/助産の視点から、新生児の睡眠と育児について討議した。
3.については、ハードウェアの開発が完了しておらず、データ収集については見合わせている段階である。また、データの収集にあたっては、研究者の勤務地の異動に伴って、新たに研究協力施設の開拓に着手した。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

ハイブリッドセンシング睡眠評価システムの開発が遅れているため、パイロットデータ収集が進んでいない状況である。

今後の研究の推進方策

ハイブリッドセンシング睡眠評価システムの開発について、研究協力者とのミーティングを毎月行い、システムの完成に努める。データ収集に関しては、勤務地の異動に伴い、リクルートの新たな開拓が必要であるが、研究協力者を増やし、進めていく予定である。

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公開日: 2013-06-26  

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