研究課題/領域番号 |
23401014
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応募区分 | 海外学術 |
研究機関 | 香川大学 |
研究代表者 |
細田 尚美 香川大学, インターナショナルオフィス, 講師 (70452290)
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研究分担者 |
石井 正子 大阪大学, 大学院人間科学研究科, 准教授 (40353453)
辻上 奈美江 東京大学, 大学院総合文化研究科, 特任准教授 (30584031)
松尾 昌樹 宇都宮大学, 国際学部, 准教授 (10396616)
松川 恭子 奈良大学, 社会学部, 准教授 (00379223)
渡邉 暁子 東洋大学, 社会学部, 助教 (70553684)
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キーワード | 湾岸諸国 / 外国人労働者 / 共生・分断 / 地域研究 / グローバル化 / フィリピン / インドネシア / インド |
研究概要 |
①国際ワークショップならびに研究会の国内開催:UAEとカタル、サウジアラビアとの外国人労働者政策の比較研究、ならびにフィリピン・インドネシア・インドの海外就労現象の動向の比較研究を行うための先行研究のレビューを行った。さらに国際ワークショップ1回、研究会を2回開催した。なお、各国の担当は次のとおり。○UAE・カタル:松尾と研究協力者の堀拔功二(日本エネルギー経済研究所中東研究センター研究員)○サウジアラビア:辻上○フィリピン:渡邉・石井・細田○インドネシア:研究協力者の平野恵子(お茶の水女子大学・アカデミックアシスタント)○インド:松川と研究協力者の竹村嘉晃(国立民族学博物館外来研究員) ②UAE、カタルでの共同調査および国際ワークショップの開催:UAE、カタルで堀拔・辻上・石井・渡邉・細田・平野が調査を行った。また、カタルではカタル大との共催で国際ワークショップ「The Making of Gulf Migration: From Macro and Micro Perspectives」を開き、湾岸諸国で外国人労働者の置かれている状況を多様な側面から議論した。 ③フィリピンでの共同調査とワークショップの開催:石井・細田・渡邉・辻上・堀拔・松尾がフィリピンの海外就労の国家政策と社会的影響を調査した。マニラではワークショップ「Migration to the Gulf States」を開催した。 ④サウジアラビア・クウェートでの共同研究の打ち合わせ:細田・堀拔が平成25年3月10日から19日にかけてサウジアラビアのキング・ファイサル研究センター、クウェートのクウェート大などで共同研究の打ち合わせと調査を行った。 ⑤ホームページ開設による研究成果の広報活動:上記の研究活動やその成果を広報するためのホームページを開設し、随時更新している。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
交付申請書に記入した計画を実施しただけでなく、外国人研究者らによる協力を得て、当初の予定にはなかった国際ワークショップをフィリピン、日本(チューリッヒ大学のミカエラ・ペリカン氏)、カタルの3箇所で開催し、国際的な研究協力関係を構築することができたため。
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今後の研究の推進方策 |
計画に大きな変更はない。計画通りに今後も進めていく。
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